災害時の正常性バイアス | 本厚木の賃貸アパート・マンション・売買不動産情報満載|株式会社鈴木不動産

災害時の正常性バイアス

こんにちは、会田です。
台風が去り、のぼり旗を設置しましたが、また台風。
安全のため、のぼり旗は回収しました。

「正常性バイアス」という言葉があります。
東日本大震災の津波災害の時に広く知られるようになりました。
また、昨年の西日本豪雨で再び注目されました。



社会心理学、災害心理学などで使用される心理学の用語で、
正常化の偏見、正常への偏向、日常性バイアスとも呼ばれています。
多少の異常事態が起こっても、正常の範囲内ととらえ、心を平静に保とうとする働きです。

異常事態が起こっても「自分だけは大丈夫」という心理です。

有名な事故では、約20年前に起こった、韓国の大邱(テグ)の地下鉄火災です。
死者が多数出ましたが、この火災では煙が立ち込める中で逃げようしない乗客たちの姿が撮影されました。

地震や豪雨の調査などでも、心配はしているが、何も対策をしていない方は多いようです。
日頃から災害時にはどう対応すべきか、異常が発生した場合は楽観視せず、冷静な行動が求められます。

「自分の命は自分で守って下さい」
今回の台風19号上陸の際には、何度も発せられていました。

記事の更新日:2019/10/21

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