「自然災害伝承碑」の地図記号
こんにちは、会田です。
梅雨の時期に入り、空模様を眺めることが多くなりました。
国土地理院は、過去に起きた自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントを示す「自然災害伝承碑」の地図記号を新たに制定しました。
昨年7月の西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた広島県坂町では、111年前に起きた大水害の被災状況を伝える石碑が現地に建立されていたものの、地域住民にはその伝承内容が十分に知られていませんでした。
これを踏まえ国土地理院では、自然災害伝承碑の情報を地形図等に掲載し、過去の自然災害の教訓を地域の方々に伝えることを目指しています。
地図記号は約130種類あり、追加は2006年の「老人ホーム」「風力発電用風車」以来になります。
ご自宅の近くに「自然災害伝承碑」の地図記号がありましたら、現地の石碑等の内容を確認し、防災に備えて下さい。